今年もはや師走。
12/13(日)、恒例のCDコンサートを開催しました。
今年のテーマは、「美しい曲」。
さてその前に。
実は今回、25年来使い込んでいたCDプレーヤーがどうにもこうにも調子悪くなり、泣く泣く買い換えたのです。
せっかくだからと、SACDプレーヤーを購入しました。 SAについては半信半疑でした。
が、機器のデザインはともかく、再生してみるとやはり技術の進歩は歴然でした。
今まで聞こえなかったいろんな音が聞こえてくるのが実感でき、なにより音が豊かになった気がしました。
ま、あまり音にこだわらないほうが音楽を楽しめるんですけどね。
閑話休題。
もちろん、「美しい」という審美的評価には少なからず「好み」という主観が関係しているのですが、それでも大多数の人が美しいと評価する場合、そこにはやはり普遍性が存在している、そう思うのです。
そして普遍的に美しいといわれる曲は、とても単純なメロディから構成されているというのも、普遍的な法則なのかもしれません。
ま、そんな講釈はどうでもいいのです。
みんなで聴いて、「やっぱりきれいだね」と満足すればいいのです。
とりあえず、以下が今年のプログラムです。
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- G.F.ヘンデル作曲 ”ラルゴ”ヘ長調
Orpheus Chamber Orchestra
- 〃 オンブラ・マイ・フ Kathleen Battle(Sop.)
- S.ラフマニノフ作曲 「ヴォカリーズ」
Kathleen Battle, Daniel Saunders (Pf)
- W.A.モーツァルト作曲 ピアノ協奏曲No.21 ハ長調 K.467
F.Gulda; C.Abbado: Vienna Philharmonic Orchestra
- J.シュトラウス作曲 歌劇「こうもり」から序曲
Carlos Kleiber: Bayerisches Staatsorchester
- L.V.ベートーベン作曲 ロマンスNo.2ヘ長調 Op.50
A.Grumiaux;B.Haitink:Royal Concertgebouw Orchestra
- 小田和正作曲 緑の丘(東北大学 校友歌) 小田和正
- W.A.モーツァルト作曲 バイオリン協奏曲No.3 ハ長調 K.216 Steinbacher;D. Dodds: Lucerne Festival Strings
- J.シベリウス作曲 フィンランディア賛歌 ”Be Still My Soul” Izzy
- F.レハール作曲 喜歌劇「メリー・ウィドウ」から
Battle, P.Domingo; J.Levine: Metropolitan Opera Orchestra
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当日は、一応なぜこの曲を選んだのか、言い訳をするのです。
1.から3.への流れ、7.をなぜ入れたのか(これは今年のブログで触れています)、9.のシベリウスの愛国心、そして愛国心と関係あるかないか(ほとんどないですね)10.の「メリー・ウィドウ」へ—そしていつしか早くなった日暮れを迎え、お開きとなったわけです。