天使の分け前(取り分)

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 私はワイン好きですが、夏の特別暑い時期以外は、ほとんど赤ワイン専門です.
 診療も終了時間に近づく17時頃になると、今日はどのワインを開けようかと、密かに不謹慎な楽しみがわいてきます.
 さて、今年の猛暑はまだしばらく続きそうで、私が白を飲む時期も記録的に延びそうです.
 さて皆さんは、天使の分け前(取り分)という言葉をご存知でしょうか.
 Wikipediaによると、
『ワインやブランデーなどの酒は、その製造工程に「樽などでの熟成」という工程を含んでいる。熟成は短くとも数年単位、十数年の熟成が行われることも珍しくはなく、場合によっては数十年の熟成がなされる場合もある。樽は基本的に木製であり、液体は通さないが気体は通すため、熟成の間に酒に含まれる水分やアルコール分が蒸気となって少しずつ樽からしみ出ていく。すると、熟成開始時の量と比較して、熟成終了時(つまり、出荷時)の量は減少してしまう。この減少分を、「天使の取り分」と呼ぶ。』
 写真のワインをご覧ください.
 まだ抜栓前にもかかわらず、中身が半分しかありません.
 いかに天使の分け前にしても、飲み過ぎじゃありませんか。
 しかも、樽ではなく瓶詰め後ですからね。 
 荷造りの際、気づかなかったのでしょうか.
 ネットで入手したものですが、販売店に写真を貼付して連絡したところ、代わりのワインと交換するとのこと。そして、参考までに現品を返品してほしいと.
 おそらく、ここまで減っているのは珍しいことなのでしょうね.
 さすがの猛暑で、天使も脱水状態になったのでしょうか.
 天使の取り分ならぬ、天使へのtributeとか(冗).
 

 

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