「—金木犀の咲く道を—」
キンモクセイの香りは秋本番の象徴のようで、思わず深呼吸したくなりますね。
以前はちょうど10月の運動会の頃、子供達の歓声とともに1週間ほど香ったものですが、最近は温暖化のせいかやや早くなったように感じます。
今年は、9月二十日頃から香り始めたと思います。
写真はお隣のギンモクセイで、高さ5〜6mの大木です。
キンモクセイは、ギンモクセイの変種だそうですが、いまやキンモクセイのほうが主流になってしまった感があります。
キンモクセイの花はオレンジ色ですが、こちらはクリーム色がかった白です。
キンモクセイの強く甘い香りに対して、こちらのそれは甘さを感じるもののややしとやかな香りです。個人的には神々しささえ感じます。
ちなみに、木犀(モクセイ)とは、その樹皮がサイ(犀)の皮膚の感じに似ているからとか。