今年の夏は、とにかく酷暑の日が人間の忍耐を試すかのごとく続きます。
ただここ2、3日、朝晩の気温が20℃以下になり、猛烈な暑さの夏も少し出口が見えてきました。人間って、先の見通しがつくと現実の厳しさにも耐えられるんですね。
人間のみならず、草花も試練に耐えています。
そんな中、健気にも咲き誇っている花たちをご紹介します。
真夏のバラ、これは結構貴重です。
赤い花はラ・マルセイエーズ、かなり以前にもご紹介しましたが、私見ですが最もバラらしいバラです。夏の花はやや小ぶりですが、それでも元気をくれます。実は親株は5年ほど前に枯れてしまったのですが、たまたま挿し木にしておいたいわば子株が元気に育っています。
今月下旬には、バラは夏の剪定が待っています。
もうひとつの白い花は睡蓮、別名ヒツジグサです。
夏の未(ひつじ)の刻(13時から15時)に花を開くのでこの名前が付いています。
ベランダの睡蓮鉢に咲いていて、酷暑の中でも目に涼を運んでくれます。