光陰矢の如し
あれよあれよと言う間に、今年も晩秋を迎えました。
あれもこれもしなくてはとは思うのですが、パソコンのエンターキーを押すようには綺麗に片付いてはくれません。
目の前のことをひとつずつ、コツコツやっていくしかないようです。人生、65年も生きてきて、まだ学習能力が身についていません。
その間も、時間だけは確実に進んでいきます。
庭に目をやると、時間が経過した証が、言い逃れをあざ笑うかのように突きつけられます。
左の写真が、医院前のブナの木。黄葉した葉は、カサカサと音が聞こえるくらい薄く乾燥しています。落ち葉にもなりますが、多くが春まで枝先に残ります。
右は坪庭の八重のサザンカ。
もう、花びらの多くが変色し始めていて、年末の訪れを予感させます。