12月9日、今年も恒例の師走のCDコンサートを開催しました。
すっかり常連さんばかりになりました。埼玉から参加してくれた親友も3年連続、3回目の参加でした。嬉しい限りです。
今回は参加者が6人と少なかったのですが、少なければ少ないなりの良さもあります。
一番は、私自身に余裕ができ、参加者の一人として音楽が聴けたことです。
さて、今回は「人の声」をメインとしましたが、参加者の歓談が一番の「人の声」でした。
取り上げた曲について、若干説明します。
1.はBDですが、雅叙園の凝ったしつらえとチェンバロの高貴な演奏が素敵でした。
2.は、私もかつて参加していた男性合唱曲の定番である多田武彦のシリーズ「雨」を、大学の男性合唱団の演奏で聴いていただきました。こんな時、日本の四季を実感しますね。
3,は珍しく、というか初めてのチャイコフスキーの曲を取り上げました。
実は、重厚で脂肪たっぷり(失礼)のチャイコの曲は、個人的にはあまり好みではないのですが、アッカルドの演奏が素晴らしかったので、今回取り上げてみました。やはり、あの第一楽章の主題は一度耳にすると、忘れないメロディですね。
4.は個人的に、最近の演歌歌手の中では実力No.1ではないかと思う島津亜矢の、それも演歌ではない曲を取り上げてみました。日本人にしては珍しく金管楽器に近い声質で、中音から高音にかけて線が細くならない素晴らしい歌いっぷりです。
4.は、やはり一曲は入れておきたいモーツァルトです。
27あるピアノ協奏曲のうち、2曲しかない短調の1曲です。
5.は新進気鋭のJ.エーネスのバッハの ヴァイオリン・パルティータのBD画像です。このシャコンヌは絶品です。
これで今年も1年過ごせた、そう思うCDコンサートでした。
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ープログラムー
1.ピエール・アンタイ& スキップ・センペ in 目黒雅叙園(BD)
ラモー作曲 アンタイ、センペ編曲
2台のチェンバロのためのシンフォニー
2.多田武彦 作品集から
男声合唱組曲 雨
雨の来る前 武蔵野の雨 雨の日の遊動円木
雨 雨 雨の日に見る 雨
京都産業大学グリークラブ
石家荘にて
慶應義塾ワグネルソサイエティー
- P.I.チャイコフスキー
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.35
S.アッカルド(Vn)
C.デイヴィス指揮 BBC交響楽団
4.島津 亜矢(歌)
I Will Always Love You
昴
聖母たちのララバイ
さくら
秋桜
- W.A.モーツァルト作曲
ピアノ協奏曲No.24 ハ短調K 491
P:E.キーシン 指揮 :K.デイヴィス
ロンドン交響楽団
6.ジェームス・エーネス 無伴奏ヴァイオリンの至芸(BD)
バッハ作曲 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ
第1番 第2番