3年越しのシクラメン

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3年間、毎年咲いているシクラメンです。

今は診療室の出窓においてあります。

花屋の店先にあるものと比べると、咲く時期も遅くやや葉が大きすぎるようにも思えますが、買ったばかりのものとは違って、この環境に文字通り「根づいた」という思いが何よりです。

シクラメンは夏をどう乗り切るかがカギですが、また来年もこの姿を期待しています。

ミモザアカシア

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 3月も下旬になり、診療室前の植え込みにあるミモザアカシアが咲き誇りました。
 もともと鉢植えだったのですが、2年ほど前から枝が枯れ始めるようになり、地植えにしました。
 2年間に驚くほど成長し、すでに看板を覆い隠すほどになりました。
 この黄色の花が落ちると、ブナの?葉(ゆずりは)のもとから若葉が芽吹き、本格的な春になります。
 今日、街路樹の桜がだいぶ開いていました。

ハワイアン ウェディング ソング ’バージン’

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 10年来花を咲かせているカトレアです。あまりに株が大きくなり、姿の乱れもさることながら、風通しが悪くなったので、今年の春、思いきって株を分けました(「思いきって」の割には、まだ1株が相当の大きさですが)。
 実はこのカトレア、少々長ったらしい名前で、その名が示す通り夏咲きなんですが、片方の株はその通り、夏に咲いて甘い香りを楽しませてくれました。ところが写真のもう片方の株、つい最近咲き始めました。期待していなかっただけ喜びはひとしおです。

ドドメ

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 春、ベランダに見覚えのない植物が芽を出してきたので、どんな植物なのか、試しに少し大きくなるのを見届けようと思いました。
 初夏にクランベリーのような実をつけたので、昔の記憶が蘇ってきました。
 実(じつ)は桑の実だったのです。周囲に桑を栽培している農家はないはずなのですが、どこからか飛来したのでしょう。
 小学生の頃、登下校の道すがら、よくつまんで口に入れて口の周りを紫色にしたものでした。
 群馬のこの辺では、この実をドドメと呼びます。
 この名の由来として、おもしろい説があります。
 土手などの土砂が崩れるのを防ぐため、土を盛ることを「土留め」といいます。
 桑の木は根張りが強いため、これを土手に植えると「土留め」に役立つ、つまり土留めになる木という意味でドドメと呼んだというのです。それがいつの間にか、木より実の名前として使われるようになったという説です。
 広辞苑などにもこのような説明はありませんので、ことの真偽は確かではありませんが、頷ける説ですよね。      06.9月

ステビア

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 今年の春、ステビアを株分けしました。
 ステビアにはステビオサイトという甘味成分が含まれていて、甘味が強い割にカロリーが低いため、糖尿病患者の代替甘味料として利用されています。
 レモンバームやミントでハーブティーを作る時に、これをいっしょに加えて甘味を楽しんでいます。
 もう半月もしたら、寒さ対策のため、右のレモングラスとともに屋外のワーディアンケースに入れようと思います。

胡麻(ゴマ)

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 隣の家の菜園に一列に植えられていた植物が、夏にはついに2m以上の高さになりました。
 はじめはヒマワリの変種かなと思っていましたが、そのうち茎から葉が出るつけ根にサヤ状のものが無数に出てきて、これはもしかするとオクラでは?と疑うようになりました。
 9月になるとそのサヤも次第に干からびて中に小さな種があるのを見つけて、やっと胡麻であることがわかりました。
 かつての農家の方なら皆知っていたのでしょうが、製品になったものを見慣れている私には、小さくも驚きの発見でした。       06.9月 

夏の Double Delight

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 今年は、大好きなDouble Delightが真夏にもたくさん花をつけました。 
 この株は挿し木で殖やしたものですが、親に負けないくらいの大きな株に育っています。
 2階のベランダで、ちょうど軒の下にあり、雨もまた西日もあたらないという好条件と施肥がうまくいったせいかもしれません。
 夏のDouble Delightは赤い部分が多く、春のような清楚な雰囲気はあまり感じられませんし、あのなんともいえない甘い香りも強くはありませんが、これはこれで夏の暑さに向かう力強さを感じます。
 私としては、夏にこのバラの花を見られるだけで十分満足しています。

センチメンタル

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 センチメンタルという名のバラ(ハイブリッドティー系)です。
 香りは余り強くありませんが、見ての通り、なかなかの存在感、どこかモダンジャズのような雰囲気があります。  
 これは自宅の玄関前にスタンダード仕立てになっていますが、2年前に挿し木をしたら、今年は2株ほど花を咲かせました。