ニラの花

 img_1172.jpg家内が1年前に、ベランダにニラを植えました。
 いえ、その後の水やり草取りは全部私の仕事になっています(笑)。
 なかなかスーパーで見るような太いニラにならないのですが、それでも去年より今年はいくらか太くなりました。
 いつの間にか、かわいい花をつけました。
 ちょうど、水仙の花のミニチュアのようです(直径2~3mm)。
 もしかしたら、ネギ坊主もこんな小さな花の集合体なんでしょうか。

百日紅

 img_1166.jpg前橋のやや北側、赤城山の麓に近いところに、街路樹に赤い百日紅が咲いている通りがあります。
 ピンクではなく、深紅なのです。
 夏にそこを通るとき、クルマのスピードを落として走りたくなります。
 すてきな通りは、事故の防止に繋がるかもしれません。
 その花に憧れて、我が家でも今年の春に「ペチート サンシャイン」という種類の赤い百日紅を植えました。
 見事にイメージ通りの花が咲いてくれました。
 その名の通り、花は次々に咲き続けます。
 ちなみに百日紅(ひゃくじつこう)とは、サルスベリのことです。

ミモザアカシア

 img_0942.jpgimg_0944.jpg 桜の開花を目前にして、毎年目にも鮮やかな黄色の花を枝も折れんばかりにつけます。
  毎年、どんな状況でもしっかり花をつけますから、結構強い樹なんでしょうね。
  植えてから10年近く経ちましたが、たったひとつしかない青葉歯科前の看板を取り囲むような樹勢になりました。
  これではほとんど看板が本来の役目をしていませんが、きれいな花に免じてお許しを。   

ゆずり葉

 img_0802.jpgこんなコメントがありました。
-「ゆずり葉」という植物があるが、この植物にかぎらず、古い葉は、いつか新しい葉にその役割をゆずり、その生命を託していくものなのだろう。春とは、ひとつの大きな生命を支えていくために、小さな生命たちの新旧交代が行われる厳粛な儀式の季節なのかもしれない-

ブナは、新芽が春に芽吹くまで前年葉が着いたままの「ゆずり葉」の特性がありますが、
 あたかも、新芽の芽吹きを見守り、その生命力を確認してから散っていくようで、けなげささえ感じます。
 ただ、大きく成長するにつれ、葉は寒風に飛ばされ新芽を守る効果はなくなってしまうそうです。
   (写真は診療室前のブナの木)

生ゴミから-その2

 grapefruit.jpgこちらは何の苗かわからなかったのですが、茎のところどころに棘(トゲ)があること、そして葉をこすってみたところ、グレープフルーツの香りがしたので、それとわかりました。
 グレープフルーツが芽を出すなんて半信半疑だったので、植物図鑑を調べたところ、発芽はしやすいとのこと、なんだかうれしくなりました。
 ただこちらのほうは、観葉植物としては楽しめるものの、実をつけるまでには、それなりの環境と10年近い年月が必要とのこと、まあ植物を相手にするには、気長に待つことですね。

生ゴミから-その1

 minitomato.jpgここ2年、生ゴミを処理機で堆肥にして、ベランダの草木の肥料にしています。
 おかげで、流しから出るゴミの量は1/10以下になりました。
 商品として販売されている堆肥や腐葉土のほうが質が高いのは当然ですが、ゴミが資源としてまた役立つという快感は格別です。
 処理機は、熱で完全に殺菌するタイプではなく、撹拌しながら乾燥し、細菌による分解を助けるタイプなので、生ゴミ中の種子が生きたままで「堆肥」になっているようです。
 で、施肥をしたプランタから、意外なご褒美が芽を出すことがあります。
 今回は、そのお披露目をいたします。
 まず第一弾は、バラのプランタで実をつけたミニトマトです。
 何度か収穫しましたが、市販のものと比較し、味は薄いのですが、その分甘みがありました。
 まだ十分収穫できます。
 

早贄(はやにえ)

 hayanie.JPG今年もはや年の瀬。クリスマスイヴです。
 医院玄関先の植物に水をやっていたら、ミニバラのとげに早贄(はやにえ)が刺さっていて、びっくりしました。モズの仕業でしょうか。
 カラタチのとげの先というのが有名ですね。
 早贄とはウィキペディアによると、
「昆虫やトカゲ、カエルなどを獲物にする。捕らえた獲物を木の枝先などに突き刺しておく珍しい習性を持ち、これを「モズの早贄(はやにえ)」と呼ぶ。秋に最も頻繁に行われるが、何のために行われるかは実際よく分かっていない。早贄を後でやってきて食べることがあるため、冬の食料確保が目的とも考えられるが、そのまま放置することもしばしばある云々」
となっています。
 ミニバラには小さな犠牲者でした。

コンフィダンス

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 15年ほど前に私がガーデニングを始めた際、初めて購入したバラが、このコンフィダンスです。
 実は数年前に、カミキリムシの食害にあって枯らしてしまいました。
 全体の淡いピンクと中心付近のクリーム色のグラデーションが忘れられず、今年やっと株を手に入れました。
 コンフィダンスとはフランス語ですが、英語ではConfidence=信頼、確信、自信といった和訳がありますが、その他に「打ち明け話」という、花言葉のような意味深な訳もあります。

3年越しのシクラメン

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3年間、毎年咲いているシクラメンです。

今は診療室の出窓においてあります。

花屋の店先にあるものと比べると、咲く時期も遅くやや葉が大きすぎるようにも思えますが、買ったばかりのものとは違って、この環境に文字通り「根づいた」という思いが何よりです。

シクラメンは夏をどう乗り切るかがカギですが、また来年もこの姿を期待しています。