夏の終わり

IMG_3558_edited-1         IMG_3561_edited-2

今日で8月も終わり。

若いうちは夏の終わりが妙に寂しく感じられましたが、この歳になると逆にほっとします。

夏が楽しみ—そう感じるうちが若いということなのかもしれません。

 

今年の夏は、最初冷夏が予想され、真夏になった時点でいや猛暑が続くらしいと予想が変わり、実際には後半は特に西日本で記録的な豪雨に見舞われました。

前橋でもここのところ、最高気温が25℃前後の比較的過ごしやすい陽気が続いています。

ま、このまますっかり秋らしく、とはいかないでしょうが。

 

さて、写真は玄関前のヤマボウシですが、赤い実をたくさんつけているのがおわかりいただけると思います。

昨年これをちょっと口にしてみたら、ちょうどイチジクのような味がしました。

今日は久々に時間があったので、これでジャムを作ってみました。

ある程度作ったところで味見してみたらスイートポテトのようだったので、レモンを少々加えてみました。

家族の反応が楽しみです(時々小さな種があるので、気になるなら裏漉しをしたほうがいいでしょう)。

 

梅雨の晴れ間の昼下がり

IMG_3529 - バージョン 2_edited-1

しばらくブログから離れている間に、季節が移ってしまいました。

実は、レセプト(診療報酬の請求書)電算化に向けて、昨年末から準備を進めてきました。

約半年間、これまでのシステムと電算化で乗り換えるシステムと、並行して入力してきましたが(実際にはかなりの手間になります)、6月から初めて新しいシステムでの請求となります。

言い訳になりますが、そのことでかなり精神的な労力をとられたため、ブログの更新が疎かになってしまいました。

さて現在梅雨の真っ只中。

30℃を超える暑い日もありましたが、今年はエルニーニョの影響で冷夏が予想されています。

夏に弱い私には少しありがたい情報なのですが、農作物に被害が出ないことを祈ります。

ベランダの睡蓮も清楚な花を次から次へと咲かせています。

キジバト

IMG_3311_edited-1

やっと遅い春がやってきました。

庭のゴールドクレストが2階の屋根ほどの高さになり、それとともに枯れ込んだ部分が目立つようになったため、庭師さんのアドバイスもあり、トネリコの株立ちに植え替えることにしました。

ところがそのゴールドクレストには、キジバトの巣があったようです。

撤去して丸二日経ちますが、キジバトのつがいが元自分たちの巣があったはずの場所に四六時中来ているのです。こちらが通ると、「私たちの巣、知らない?」と聞いているように見ています。

かわいそうなことをしてしまいました。

このつがいは私たちに慣れていて、ベランダでは1mくらいに接近しても逃げません。

早く新居が見つかるといいのですが。(写真はキジバトのつがい)

ナンキンハゼ結実

img_2771_edited-1.jpg
 2111年1/2のブログで、ナンキンハゼの白い実をご紹介しました。
 11/17の早朝、この日は日本歯内療法学会の専門医セミナー出席のため上京しましたが、例のナンキンハゼの紅葉が気になって出かけてきました。 人ひとりいなく、木の様子をじっくり観察できました。

 この木の紅葉は緑、黄色、赤とグラデーションがかかり格別なのですが、今回はまだ早かったようです。
 でも、白い実は確認できました。
 葉の間に無数にある実がおわかりいただけるでしょうか。
 ハゼという名前がつきますが、決してかぶれることはありません。
 もともと中国の南京周辺に自生していて、実を覆っている白い部分から蝋(ろう)が採れるのでこの名があるそうです。
 ご覧のように、放置すればかなりの高木になるようです。
 大気汚染にも強いことから、街路樹にもよく使われています。

 個人的には、紅葉の銘木だと思っています。
 2年前から、この木の実を拾ってきて小さな鉢に10〜20粒播いて、盆栽風に育てています。
 家の周囲にも、この木をたくさん増やそうかと思っています。

我が家の紅葉

img_2762_edited-1.jpg
 夏の暑さが嘘のように、11月に入ってからの急激な気温の下がり方には困惑するばかりです。
 ここ2、3日は、前橋の最低気温はかろうじて零度を上回る程度で、体温調節が大変です。
 12月中旬並みの寒さのようで、慌ててデュランタを室内に取り込みました。
 でも、台風30号による大きな被害を受けたフィリピンの方々のことを思ったら罰が当たりそうです。
 ひとつだけ双方に共通しているのは、これらの気候変動が地球温暖化の影響なのかもしれないということ、です。

 玄関前を見上げると、紅葉したヤマボウシが朝日に輝いています。それだけ庭掃除も骨が折れます。

ゴールデン ウィーク

 img_2534_edited-1.jpgimg_2535_edited-1.jpg
 今年のゴールデンウィークは、例年になく五月晴れが続きました。 
 あまりに空気が乾燥しているので、縮物を育てている身としては、少しは降ってくれても、などという贅沢な悩みを抱いています。
 我が家の庭も前回のモッコウバラに続き、ハイブリッド・ティーのダブル・ディライト(もう、このブログではおなじみですね)が大輪の花を咲かせ始めました。
 名前の通り、期待に違わず色も香りも楽しませてくれます。

 左の写真の手前が花びらが開いた状態で、奥の咲き始めのものに比べると、黄色の部分が多くなっているのがおわかりいただけると思います。またひとつの株の中でも、花によりその表情に個性の違いがはっきりと現れます。
 このバラは、もう花びらが散るのではというくらいに開き切っても、なお健気にフルーツのような芳香を放っています。
 今年は早くも複数のベイサルシュートを元気よく伸ばしていて、また枝の更新ができそうです。

モッコウバラ満開

img_2499_edited-1.jpgimg_2479_edited-1.jpg
 「春に三日の晴れなし」といいますが、今年は比較的晴れの日が続くようです。
 ただ風の強い日が多く、4月に入ってからの強風で、せっかく膨らみかけたバラのつぼみの多くが折れてしまいました。
 まあ、2番花を待てばいいのですが。

 一方モッコウバラは満開を迎えました。
 左が駐車場のフェンスに咲いているもの、右が診療室の中から見た、玄関前の植え込みでブナの木に絡まって咲いているものです。
 ブナもずいぶん大きく育って、まるで森の中で診療しているような雰囲気です。
 新緑の木漏れ日と黄色のバラが、しばらくは患者さんの目を楽しませてくれるでしょう。

春本番

img_2470_edited-1.jpgimg_2464_edited-1.jpg
 母が育てていた植物が、春の陽を浴びてすくすく育っています。
 左は玄関先のフリージア、右は庭先のアヤメ(ジャーマンアイリス?)。
 アヤメのほうは葉が出たところですが、柔らかな光を通した葉をみると、清々しさを感じます。
 昨日は季節外れの寒波が到来し、東北地方では記録的な春の積雪になったようです。
  研修で上京しましたが、コートが必要な寒さでした。

椿山荘

2012-10-24-1.jpg 2012-10-24-2.jpg
期間限定の格安のチケットが手に入ったので、10/24 夫婦で東京の椿山荘に一泊してきました。
通常の宿泊料では、「ちょっと一泊」というわけにはなかなかいきません(笑)。
さて、一流のホテルだけあって、スタッフの対応はやはりさすがでした。
部屋は9階だったので、話題のスカイツリーも左遠方によく見えました。
翌朝、名物の庭園を散策してみました。
 もともとは明治時代の政治家、山縣有朋の屋敷だったそうです。都内とは思えない静かさでした。 なんでも今でもタヌキが棲んでるとか。
 そして、その土地が風光明媚だったため、椿山(つばきやま)と名づけたのがホテルの名前の由来だそうです。小高い山を中心に、ツバキとカエデが目立って多かったように思います。
 「南に早稲田田圃、西に富士山が見え—」とありますから、高台だったことと周囲に眺めを遮るようなものはなかったということで、今では全くの想像の世界です。
 

偶然の出会い

img_2224.jpg img_2227.jpg img_2226.jpg

 8月も半ばを過ぎましたが、日中はまだまだ猛暑の連続です。
 ただ、朝5時頃はかなり涼しくなり、夏のゴールを予感させます。

 さて今回は、自宅のベランダの植物のうち、ちょっと変わった経緯で出会ったものをご紹介します。

 一番左は柿の苗だと思います。
 自宅の庭に私が生まれる前から大きな柿の木があります。
 高さは10mくらいでしょうか、ですから半分から上の実は採ることができませんから、ムクドリをはじめとする小鳥たちの餌となります。それが運ばれたものでしょう。実がなるのは8年くらい先のことでしょうか。

 真ん中の写真は、多分ザクロだと思います。
 やはり庭にあるザクロの実が、小鳥たちに運ばれたのでしょう。

 一番右は、グレープフルーツです。
 そう断定する根拠は、枝に柑橘系特有の大きなトゲがあること、葉をこすってみるとまぎれもなくグレープフルーツの香りがすることによります。
 これは鳥が運んだわけではなく、生ゴミ処理機に入れたグレープフルーツの実から芽が出たのです。
 実は、私はベランダの植物の堆肥として、生ゴミ処理したものを用土と混ぜて使っているんです。
 これは3年目で、やはり実がなったとしてもまだ数年先のようです。

 買ったものではなく、偶然何かの縁で芽が出たものには、また格別な愛着がわきます。
 この植物たちはすこぶる元気で、この厳しい夏も無事乗り切ってくれるでしょう.