10月31日、用事を済ませ、午後から久しぶりに赤城山の覚満淵に行ってきました。
登る途中は紅葉真っ盛り、上に着くとすっかり晩秋の風情でした。
寒いかなと防寒の支度をしていったのですが、思いの外暖かく、気温だけは中秋の赤城山でした。
趣味の事を書いたブログです
10月31日、用事を済ませ、午後から久しぶりに赤城山の覚満淵に行ってきました。
登る途中は紅葉真っ盛り、上に着くとすっかり晩秋の風情でした。
寒いかなと防寒の支度をしていったのですが、思いの外暖かく、気温だけは中秋の赤城山でした。
今期の冬は暖冬だとか。
でも3月も半ばになろうとする今、三寒四温などではなく、体感的には五寒二温といったところ。
それでも、今週末から春めくようですが。
庭のクリスマスローズが今、満開です。
かなり人工的に殖やしたように見えますが、一部を除きほとんどがこぼれ種で増えたもの。
クリスマスとはいうものの、この辺りでは大体2月末から3月が見頃です。
花がまだ少ない今、この花の存在は貴重です。
つい先日は夏日という、2月としては記録的な暖かさでした。
一転して今日は予想最高気温4℃とその差21℃、季節が2、3ヶ月逆戻りしてしまいました。
寒い朝でしたがまだ雨が降っていなかったので7時前に庭に出てみたら、冷え切った空気の中、なんとセミのツクツクホウシが鳴いているではありませんか。
まさか、と思いながら聞いていると、今度はウグイスの鳴き声が聞こえました。ウグイスはまだ季節的には早く、特にこんな寒い日に出てくることは滅多にありません。
声のきこえる方をじっとみてみると、電線に一羽のモズが。
鳴くたびに小さく尾羽が動きます。つまり、声の主はモズだったのです。
モズは獲ったカエルなどを柑橘類やバラなどの棘に刺しておく「早贄=はやにえ」が有名ですが、他の鳥などのモノマネもするんですね。嬉しい発見でした。
それにしても、夏のツクツクホウシの鳴き声を半年過ぎた今でも記憶しているとは驚きです。
そういえば、モズは漢字では「百舌」あるいは「百舌鳥」と書きますが、このものまねの習性に因んでいることに、あらためて合点がいきました。
さて、春先にポポーの花が咲いたご報告をしました。
その後、チョコレート色の花は次々に落ち、ポポーの実を食するのも儚い夢かと諦めていました。
で、たまたまポポーの木の「異変」に気づいた家内が「実がなってる!!」と興奮して言ったので、早速現場に駆けつけてみると、見事、正真正銘のポポーの実がなっていました。
あとで味見をしようと思いますが、この調子でいけば、来年は「–個」と、今から捕らぬ狸の皮算用をしています。
ゴールデンウィークの真っ只中。
今年の春は比較的、というか記録的に気温が高く、4月中に真夏日がありました。そのせいか、季節の移り変わりも早いように感じます。
いずれにしても、この時期は木々の葉も淡い影を落とし清々しい気分になれます。
一枚は玄関の上に葉を伸ばすハナミズキとヤマボウシです。青空のもと、命の芽吹きを感じます。
もう一枚はポポーの花です。
数年前にご近所さんからいただいたポポーの株が、今年初めてチョコレート色の花をつけました。
バンレイシ科の植物で、英語ではpawpawのスペルなので、ポーポーが正しいのかもしれません。アケビのような実をつけ、独特の甘い香りで、今度は結実を期待してしまいます。
二月も下旬になると、寒いながらも真冬に比べ日長を感じられるようになりました。
診療後、ふるえるような寒さの中ふと西の空を見ると、なんとも言えない素敵な光景が目に入りました。
すっきりとした上弦の月ももちろんですが、近くに瞬きをしない、つまり惑星と思しき星が2つ、音楽で言うとピアノとバイオリン、そしてチェロのトリオといった風情でしょうか、まさに絵になるような、いえ絵になっていました。
あとで調べてみたら、月のすぐ右上が金星、そしてずうっと上にあるのが木星とのことでした。
この構図のリズム感、どこかで見たおぼえがあり、記憶を辿ったところ、宮本武蔵の「枯木鳴鵙図」にたどりつきました。皆さんのご感想、いかがでしょう。
2023年 明けましておめでとうございます。
太平洋側は比較的穏やかな年明けとなりました。
前橋は「赤城おろし」と呼ばれる冬の空っ風で有名ですが、風のない日は庭では小鳥たちのさえずりが賑やかです。
「カッカッ」という何かを叩くような鳴き声は「ヒタキ」の仲間のジョウビタキ(写真上)、「チッチッ」という軽やかな泣き声はメジロ(写真下)。
前者は単独行動、後者は集団行動が多いようです。
その他、前回ご紹介した、カオジロガビチョウやムクドリ、ヒヨドリ、モズもよく訪れます。
春先から秋にかけて、我が家の庭を飛び交う鳥たちがいました。
それまでてっきりヒヨドリかと思っていました。
ヒヨドリは、顔の模様に多くのバリエーションがあります。
しかし、飛び方といいヒヨドリとは思えずどうしても合点がいきませんでした。
ある日、医院の窓に衝突したのか、この鳥が一羽死んでいました。埋めてあげたのですが、この時はメボソムシクイかと勝手に思い込んでいました。写真を撮っておかなかったことを今更ながら悔やんでいます。
その後も、何度も遭遇するのですが、なかなかシャッターチャンスがありませんでしたが、たまたまこの写真が撮れました。鮮明ではありませんが、顔の表情は感じられると思います。
「野鳥 茶色 顔に白いすじ」等、キーワードを入れて検索してみると、「カオジロガビチョウ」がヒットしました(かなり苦労しました)。「これだ!」と、なんだか宝を探し当てた子供のように興奮しました。
調べてみると、スズメ目ヒタキ科の野鳥で、本来東南アジアに生息する野鳥で、ペットとして飼われていたものが野生化したということです。
ガビチョウは、「画眉鳥」と書くそうです。目の周りにはっきりとした線があるからでしょうか。カオジロガビチョウはこれとはあまり似ていないように思います。
Wikipediaで調べてみると、
「ガビチョウが茶褐色なのに対して灰褐色で、眼の周りから喉、嘴にかけて三角形状に白い。嘴は灰色。日本では群馬県赤城山の南面を中心とした狭い範囲でのみ確認されている。」とありました。
画像を検索してみても、撮影地は前橋が圧倒的に多く、かなりローカルな鳥のようで嬉しく思いましたが、侵略的外来種ワースト100にノミネートされているそうです。可愛いい鳥なんですけどね。
数年ぶりに前橋敷島公園のバラ園に行ってきました。
朝9時に着いたのですが、すでに駐車場はほぼ満車。
午後からWebの会議が入っていたので、とにかく急いでバラ鑑賞。
素晴らしい出来栄えと、ベストタイミングでした。
これなら、遠くから足を運んでも後悔しないだろうと、前橋在住の身としては、少し誇りに思いました。
なにせ前橋は、県庁所在地なのに、全く都会的要素はありませんから。
これを観光資源にできたらと、ちょっと嬉しい一日でした。
4月17日の、拙宅玄関前のハナミズキ。
33〜34年前、家を新築した際、地域の森林組合の掘り出し市で、たまたま売れ残っていた高さ4mほどのハナミズキを玄関前に植えました。
毎年成長し続け、すでに6mほどになり、二階の屋根の太陽光パネルに影を落とすほどになりました。
個人的には、ハナミズキの木肌は柿の木のそれに似て、ザラザラしていて好きではないのですが、アメリカのワシントン、ポトマック河畔に植えられたサクラと同じく、葉より先に花が咲くので、独特の趣があります。
コチョウランのように、花が光に透けて見える、この光景が好きです。
そろそろ、コチョウランも屋外に出せる気候になるでしょう。