夏の終わり

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今日で8月も終わり。

若いうちは夏の終わりが妙に寂しく感じられましたが、この歳になると逆にほっとします。

夏が楽しみ—そう感じるうちが若いということなのかもしれません。

 

今年の夏は、最初冷夏が予想され、真夏になった時点でいや猛暑が続くらしいと予想が変わり、実際には後半は特に西日本で記録的な豪雨に見舞われました。

前橋でもここのところ、最高気温が25℃前後の比較的過ごしやすい陽気が続いています。

ま、このまますっかり秋らしく、とはいかないでしょうが。

 

さて、写真は玄関前のヤマボウシですが、赤い実をたくさんつけているのがおわかりいただけると思います。

昨年これをちょっと口にしてみたら、ちょうどイチジクのような味がしました。

今日は久々に時間があったので、これでジャムを作ってみました。

ある程度作ったところで味見してみたらスイートポテトのようだったので、レモンを少々加えてみました。

家族の反応が楽しみです(時々小さな種があるので、気になるなら裏漉しをしたほうがいいでしょう)。

 

my birthday

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ついにこの日がやってきてしまいました。

というほど大げさなことではないのかもしれません。

それが証拠には、前日と別段何も変わったことは起こっていないのですから。

 

要するに、8月2日で丸60年生きてしまったということです。

これを巷では還暦といいます。

 

干支(’えと)とは、十干と十二支の組み合わせで、10と12の最小公倍数は60なので、60で組み合わせが一巡する、したがって還暦というのだそうです。

ただそれだけのことです。

 

ところで、竹内俊子作詞 河村光陽作曲の「船頭さん」という曲があります。

 

村の渡しの 船頭さんは

今年六十の おじいさん

年はとっても お船をこぐときは

元気いっぱい 櫓がしなる

それ ぎっちら ぎっちら ぎっちらこ

(昭和16年 ((1941年)))

 

ここに出てくる「六十」と「おじいさん」という言葉がどうしてもしっくり結びつかないのは、往生際の悪い私のあがきでしょうか。

私が小学生の頃、祖母の歳が60歳だと聞いて、60歳というのは、労らなくてはならない年齢なのだと実感したのを覚えています。

 

あの頃の60歳は、昨今ではおそらく80歳くらいのイメージではなかったでしょうか。

 

それはともかく、60歳という年齢にあがいている以上、年齢に甘えるわけにはいきません。

60歳をひとつの節目と考え、次の目標を70歳にリセットし、この年齢にふさわしい生き方、この年齢だからこそできるひととの関わりをしていきたいと思います。

 

写真は、仲間が用意してくれたケーキとご馳走です。素直に感謝です。

ろうそくは6本ですが、60本だったら動悸がしていたかもしれませんね。