ナンキンハゼ結実

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 2111年1/2のブログで、ナンキンハゼの白い実をご紹介しました。
 11/17の早朝、この日は日本歯内療法学会の専門医セミナー出席のため上京しましたが、例のナンキンハゼの紅葉が気になって出かけてきました。 人ひとりいなく、木の様子をじっくり観察できました。

 この木の紅葉は緑、黄色、赤とグラデーションがかかり格別なのですが、今回はまだ早かったようです。
 でも、白い実は確認できました。
 葉の間に無数にある実がおわかりいただけるでしょうか。
 ハゼという名前がつきますが、決してかぶれることはありません。
 もともと中国の南京周辺に自生していて、実を覆っている白い部分から蝋(ろう)が採れるのでこの名があるそうです。
 ご覧のように、放置すればかなりの高木になるようです。
 大気汚染にも強いことから、街路樹にもよく使われています。

 個人的には、紅葉の銘木だと思っています。
 2年前から、この木の実を拾ってきて小さな鉢に10〜20粒播いて、盆栽風に育てています。
 家の周囲にも、この木をたくさん増やそうかと思っています。

我が家の紅葉

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 夏の暑さが嘘のように、11月に入ってからの急激な気温の下がり方には困惑するばかりです。
 ここ2、3日は、前橋の最低気温はかろうじて零度を上回る程度で、体温調節が大変です。
 12月中旬並みの寒さのようで、慌ててデュランタを室内に取り込みました。
 でも、台風30号による大きな被害を受けたフィリピンの方々のことを思ったら罰が当たりそうです。
 ひとつだけ双方に共通しているのは、これらの気候変動が地球温暖化の影響なのかもしれないということ、です。

 玄関前を見上げると、紅葉したヤマボウシが朝日に輝いています。それだけ庭掃除も骨が折れます。