春先に、日本を震撼させるほどの大きな悲しい震災が起こり、いまも被災地では、生き残りから復興に向けた懸命の営みが繰り広げられています。
桜を愛でる余裕などないだろうという気持ちと、でも、桜はいつもの春のように何事もなかったように咲くんだろうなという気持ちと。
昨年と同じ、近くのお寺の桜を撮ってみました。
手前の椿は、雄しべを覆うフリルのような花弁の特徴から、朴伴錦(ぼくはんにしき)でしょうか。(4/14 撮影)
月: 2011年4月
ミモザ 復活!
3月11日、東日本大震災にみまわれ、私の第二のふるさと、仙台をはじめ、東北地方の沿岸は広域にわたり、人命財産ともに甚大な被害を被りました。
しばらくは何も言葉にできませんでした。
仙台周辺に在住の同級の中には、診療所が被害に遭って診療ができず、ボランティアで被災地に貢献している者もいます。同じ医療人として頭が下がります。
悲しみを乗り越えて、復興への長い道のりが始まったばかりです。
関東も、場所によっては被害も報告されていたり、また計画停電が実施されたりで、決して余裕があるわけではありませんが、東北の耐えがんばっている方々に可能な支援をしていきたいと思います。
さて写真のミモザ、昨年の3月末、季節外れの重い「なごり雪」の着雪で道路側に折れましたが、庭師の方の尽力で枝を戻し、今年は見事に復活開花しました。
東北の人たちに、エールとして送りたいです。